日生不動産販売マンションライブラリ

記事紹介2022年02月15日

不動産購入の失敗、1位は「部屋選び」

スタイルアクト(株)はこのたび、「マンション・一戸建て購入の失敗体験談」をランキング形式で発表した。2021年11月末までに同社Webサイト「住まいサーフィン」の登録会員から寄せられた800件の体験談をもとに作成したもの。

それによると、マンション・一戸建て購入で後悔したこと1位は「部屋数不足などの部屋選び」だった。子どもが増えたり、仕事部屋が急遽必要になったりなど、入居後の環境変化により部屋数が不足したという失敗談が多かった。また一戸建て購入者からは、吹き抜けは暖房効率が悪く電気代が高くなるといった意見もあった。

2位は「周辺環境・立地」。目の前にマンションが建って日当たりや眺望が悪化してしまったという嘆きや、家の近くに保育園が無く通園に時間がかかって大変、小学校が遠く子どもの通学路が心配など、子どもの学区に関する失敗談が多く寄せられた。

3位は「騒音問題」。騒音には、近くの店や通りから聞こえる外部騒音と、上階や隣室からの生活音に悩まされるマンション内騒音の2つがある。多かったのは、後者の生活音によるマンション内騒音だった。外部騒音で多かったのは幹線道路に面していて車の音がうるさいケース。大通りの場合、夜中も交通量が多いので昼夜問わず窓を開けられないといった意見が多い。

4位は「金銭的な負担」。主に修繕費・管理費の負担の重さが挙げられた。年々上昇していく固定費で支払いが苦しいといった意見が多くあった。

5位は「駐車場・駐輪場」関連。マンション・一戸建て購入者に多かったのが、敷地内駐車場が借りられなかったという嘆き。周辺の駐車場にも空きがなく、自宅から離れた場所に駐車場を契約している方もいた。戸建て購入者に多かったのは、駐車場がもう少し広ければよかったという悩み。複数台停められるようにしたかった、来客用の駐車場が欲しかったといった意見が多かった。

(SUUMOジャーナルより引用)